Date:2022.04.07 カテゴリー:その他のお知らせ, 現場レポート (ICT事業部)
今回のICT現場レポートは、
弊社も施工会社様のサポートをさせていただいた
「新宮紀宝道路あけぼの地区改良他工事」でのICT施工現場。
本工事は、「紀伊半島一周となる幹線道路として」(国土交通省 近畿地方整備局 紀南河川国道事務所 ホームページより)
災害・医療・観光等に関わる高速ネットワークが確保できることとなる近畿自動車道紀勢線の一部であり、
和歌山県と三重県とをつなぐ高速道路を通す工事となります。
● 現場名: 新宮紀宝道路あけぼの地区改良他工事 (和歌山県新宮市)
● 現場対応期間: 2021年5月28日~2022年3月15日
● ご導入企業: 某施工業者様
● 納入レンタル機:
・バックホー: SH200-6 (住友建機社製)
+ バックホウマシンガイダンスシステム (ニコン・トリンブル社製) ×2台セット
・ブルドーザー: D37PX-23 (コマツ社製、トプコンコントロールシステム付)
+ 3D-MC GNSS ドーザZ63 (Trimble社製) ×1台セット
・振動ローラー: H11ix (HAMM社製)
+ HDT280 (アカサカテック社製)
・基地局: SPS986 (Trimble社製)
● 弊社スコープ: ICT施工対応機一式レンタル、3Dデータ作成
レンタル機の供給および調整、また測量後の3Dデータ作成を弊社で担当させていただいております。
▲10t振動ローラーH11ix (HAMM社製)と油圧ショベルSH200-6 (住友社製)。いずれも弊社レンタルでのICT施工対応機。
和歌山県新宮市は昔から木材業が盛んで製材所が何軒もありました。
今回の現場も貯木場だった場所で、
新宮市で生まれ育った私が幼い頃によく遊んでいた場所です。
ここに和歌山県と三重県とを繋ぐ高速道路が通ります。
慣れ親しんだ場所が変わってしまうという少し寂しい気持ちと、
高速道路が通ることで便利になるという嬉しさ、
また地元の大きな工事に自分も携わることが出来るという誇らしさを感じた現場でした。
当現場の動きを、施工前半と後半に分けて時系列で並べてみました。
以下写真の、バックホーの接地面が通常の地表高です。
そこから落ちくぼんだ部分が、貯木場跡地です。
▲バックホー設置面が地表高、左側にダンプがとおる落ちくぼんだ場所が元貯木場です。
▲地上高と元貯木場
貯木場は埋め立てられ、更に盛土により元の地上高から比較し、
2階の屋根くらいの高さになっています。
▲元の地上高から2階の屋根あたりまで埋め立てられた現場
▲現場下から埋め立て地を見たところ/ 上から見下ろしたところ
▲「新宮紀宝道路あけぼの地区改良他工事」が一部を形成する近畿自動車道紀勢線現場で、熊野川河口を横断する予定となるを上空から
全ての道路が開通するまでは何年もかかる工事なので、
完成を楽しみに待ちたいと思います!
ICT事業部 石川
【参考】
株式会社キナン ICT事業部
〒647-0081
和歌山県新宮市新宮8001-10
TEL: 0735-29-6015
ICT事業部 ご紹介ブログ
https://www.kinan.co.jp/blog/archives/964
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