Date:2021.06.23 カテゴリー:その他, 採用情報
こんにちは。人事課の堺です。
皆さんは「建機レンタル業界」についてご存じでしょうか。
具体的にどんな業界なのか、またどんな魅力があるのか
詳しくお話していこうと思います。
- 目次 -
大学生の就職活動時期になると
内定率や人気企業ランキングなどのニュースを目にしますが、
残念ながら
「建機レンタル会社」のことが
一切出てきません。
どうしても、
テレビCMを目にしたことがあったり、
実際に商品を使った経験があったりする
「B to C」企業に親近感がわきやすく
知名度が高いところも多いので、
そちらにばかり注目が集まってしまいます。
弊社も建機レンタル業界全体も、
安定した業績を残し
長年新卒採用を継続しているものの
「B to B」企業、
ましてや一般の方には馴染みがない
「建機レンタル会社」の採用活動は人事部門も苦労します…。
しかし、我々にも多くの魅力がありますので、
これから就活を控える学生さんや一般の方にも、
当社や業界のことを少し知っていただけると幸いです。
BtoBビジネスではそれぞれのお客様と
長期間にわたるお取引が基本となります。
一般消費者向けのビジネスのように流行に左右されないため、
経営が安定しており
優良企業が多くあります。
法人取引のビジネスは、1件あたりの取引きが
高額になることが多く、
弊社も営業担当1人での売上高が
年間 数億円の社員もいます。
これは就活生には隠れたメリットだと思いますが、
知名度が低いがゆえに
BtoB企業はライバルが少なく
有利に内定を取りやすいメリットもあります。
いわゆる認知度が低いだけの
「隠れ優良企業」があり、
そういった企業を狙うのも賢明かもしれません。
*日本建設機械レンタル協会ページ参照 (統計により異なります)
工事現場によって、進捗に応じて、
必要とされる建設機械が違います。
ですから、機械をその都度購入するのではなく
「必要なときに 必要な機械を 必要な日数だけ借りる」
ようになりました。
今では皆さんが目にする建設機械の
ほどんどはレンタル機なんです。
当然、不景気下では高額な機械を無理に購入しません。
経費削減や財務戦略の一環として、
積極的に建設機械はレンタル利用されます。
景気が悪くなると
「リース・レンタル」の存在感が高まり、
お客様は購入に頼らなくとも
レンタルして必要な機械を調達できるのも、
この業界があるからなんです。
この業界は50年以上を経て若い産業ではなくなりましたが、
ここ10年でも業界売上が倍増。
実は1兆円産業なんです。
建設業界での課題は労働者の減少と高齢化問題。
そこで労働生産性向上のための
IT活用やAI導入が進んでいます。
規模が大きい土木施工現場では
ドローン測量して様々なデータを取得し、
得られたデータを活用して
工期の短縮や建設現場の
省人化を図っているんです。
油圧ショベル、ブルドーザーなどのICT建機は
オペレーターの操作を支援し、
熟練度に関わらず
ムダのない精度の高い作業が可能になるんです。
センサーにより自動化される作業や、
AIにより最適な施工手順を自動判断するなど、
建設業界では改革が進んでいます。
このようなICT建機は高額となるため、
ほとんどがレンタル機を利用することになってきている現状を踏まえると、
この分野の普及を後押しし、
建設業界のイノベーション実現に貢献できるのは
建機レンタル会社であるとも言えます。
このように、BtoB企業や
私たち建機レンタル業界の
魅力・収益力・将来性を探せば、
まだまだ出てきます。
建機レンタル業界でいえば、
災害復興や老朽化したインフラ整備といった
「安全・安心な暮らし」を守る施工から、
東京2020オリンピック、2025年大阪・関西万博、
現状2027年を予定されているリニア新幹線開通などの
「ビッグプロジェクト」まで、
いくつもの重要な役割を担っています。
さらに2030年代から始まるとされる宇宙建設では
*「2030 年台/2040 年台宇宙利用市場ニーズ/規模」宇宙航空研究開発機構
建設機械も必要となってきますので、
そういった場所でも
建機レンタル会社が貢献しているかもしれません。
業界研究をすればするほど
魅力的な業界・企業を発見して、
逆にそこからエントリー先を
絞り込むのも大変でしょうし、
良い企業を見落としてしまうこともあるかもしれません。
また、こだわり過ぎて
失敗した就活生も多く見てきました。
ただ、私自身、長年働いて感じることは、
最初の勤め先だけでは人生は決まらない
ということです。
「やりたい仕事に就く」よりも、
まずはご縁があった会社で、その部署で、
「与えられた仕事を楽しむこと」が
非常に大切だと感じます。
働くことに前向きで、
能動的に取り組むことができれば、
その会社で必要とされる人財に
成長するでしょうし、
人気企業や第一志望企業でなくても
納得感を得られる結果に
グンと近づくはずですので、
業界研究やインターンシップでは
職場の雰囲気や企業風土も
しっかりと確認してみてください。
もちろん弊社でも
インターンシップを積極的に受け入れています。
少しでも興味をもっていただいた方は
弊社人事課までお気軽にお問合せくださいね。
【参考】
株式会社キナン 総務部 人事課
〒598-0048
大阪府泉佐野市りんくう往来北1
SiSりんくうタワー18階
TEL: 072-447-8680