Date:2023.03.23 カテゴリー:現場レポート (ICT事業部)
弊社目線になってしまいますが、当現場の大きな特徴は
なんといっても弊社初の基準点測量作業がともなったことにあります。
測量士の資格をもった弊社社員がしっかりサポートし、
無事に現場を終えております。
▲ ターゲット (プリズム)。TSを用いて計測する際、このターゲットに照準をあわせて測距する。
● 現場名: 某 河川堆積土砂撤去工事 (三重県津市)
● 現場対応期間: 2022年10月18日
● ご導入企業: 某 建設会社 様
● 納入レンタル機:
・油圧ショベル: 315-07 (Caterpiller社製)
+3Dマシンコントロールシステム
・基地局: SPS986 (Trimble社製)
● 弊社スコープ:
(1) 調査・測量: ULS起工測量、基準点測量
(2) 設計: 3次元設計データ作成
(3) ICT施工対応機一式レンタル・調整、各機械説明立ち合い
(4) 検査: 起工測量 (施工履歴データ管理クラウドによる管理)
(5) 納品: 電子納品 (施工履歴データ管理クラウドによる管理)
*ULS=ドローン等のUAVレーザースキャナ。対してTLS=地上型レーザースキャナ。
昨年の測量業登録後、本格的な基準点測量は本現場が初となります！
今回の施工・測量に使用する基準点の設置作業は、
測量士の資格を持つ弊社ICT事業部 丸岡主任の指導のもと行っています。
作業内容は以下のとおりです。
◆基準点設置箇所の選定・設置
現場にて事前に計画した新設点の位置で作業等や周りに支障がないかなどを確認。
その後、標識の設置。(今回は金属鋲の設置)
◆基準点位置の観測
設置した標識の位置をトータルステーション(TOPCON社製)を使用し観測
◆水準点測量
電子レベルにて基準点標高の設置
▲ 導入説明時の様子
基準点測量・水準点測量を行うのは個人的に初めてでしたが、
無事に作業を終了することができました。
今後も新たな業務を積極的に取り込みつつ、
お客様に最適なサポートをお届けできるようにパワーアップしていきたいと思います！
ICT事業部 平岡
【参考】
株式会社キナン ICT事業部
〒647-0081
和歌山県新宮市新宮8001-10
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