Date:2023.12.19 カテゴリー:現場レポート (ICT事業部)
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前回より記事投稿にお時間を要してしまいましたが・・・
今回は現場状況による測量方法の判断についてです。
● 現場名: 某堆積土砂撤去工事 (三重県某所)
● 現場対応期間: 2022年3月13日~2023年3月13日
● ご導入企業: 某建設会社 様 (三重県)
● 弊社スコープ:
(1) 調査・測量: TLS起工測量 (LEICA RTC360-3D)
(2) 設計: 3次元設計データ作成 (武蔵 福井コンピュータ社製)
今回は、弊社伊勢営業所のお客様への支援で、
河川の堆積土砂撤去工事の現場をご紹介いたします。
通常はドローンを飛ばし現場を測量するのですが、
今回は現場を横断する形で鉄道が通っているため安全に配慮した結果、
地上型レーザースキャナーを使用した測量を行うこととしました。
現場の広さにもよりますが、ドローンを飛ばし測量すれば
フライト時間約20分程度で作業が完了します。
今回のTLS (Terrestrial Laser Scanner、地上型レーザースキャナ)で測量する場合、
何度も何度も据替しながら測量するのでほぼ一日仕事になります。
▲RTC360-3Dを利用した測量中の画面。
上空からの測量は、安全面での判断もありますが、今回の様な橋梁が河川を横断していると
橋梁の真下はデータ取得が困難です。一方、TLSですと橋梁の真下まで正確なデータ
を取得することが出来ます。
それぞれの現場により状況が異なりますので、それぞれ最適な測量方法を検討し実施する必要があります。
キナンではもちろん、現場状況に応じて陸・空のあらゆる面から
正確な3Dデータ取得を支援いたします。
是非ご相談ください!!!
ICT事業部 丸岡
【参考】
株式会社キナン ICT事業部
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和歌山県新宮市新宮8001-10
株式会社キナン ICT事業部 中部事業所
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三重県松阪市中万町2076-1 松阪営業所2F
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